
朝晩が涼しくなり、過ごしやすい季節になりました。皆さんは秋といえば何を想像しますか?

読書、芸術、運動・・・やっぱり食欲の秋よね。
今回は、秋の味覚を求めて石川県小松市へやってきました。
スーパーフルーツ さるなし
いきなりですが、「さるなし」という果実をご存知でしょうか。
赤瀬さるなし – こまつ別称「ベビーキウイ」と呼ばれるとおり、見た目はキウイフルーツに似ていて、爽やかな甘味と皮のほどよい酸味の相性が絶妙。
最大の特徴は豊富な”ビタミン”
ビタミンCはレモンの 7倍、β-カロテンはキウイの 12 倍、その他ビタミンE、カリウム、食物繊維も豊富に含まれています。(H30栄養成分分析値)
数年前に一度だけ食べたのがすごく美味しくて、毎年何度も購入を試みているのですがなかなか市場に出回らないらしく、ここ数年見かけることすらありませんでした。
道の駅『こまつ木場潟』
今がちょうど「さるなし」の収穫時期ということでしたので、もしかしたら買えるかもしれないと思い、台風の影響で朝からとんでもなく雨が降っていましたが、石川県小松市の道の駅『こまつ木場潟』に秋の味覚狩りへ行ってきました。
雨がひどすぎて施設の外観写真は撮れていませんが、お店の中へ入ると地元のお野菜や果物、お米がたくさん並べられています。道の駅にいるとなぜかメジャーな野菜ですら珍しいものに見えてくる不思議。

「あけび」を見つけました。
あけびは、存在自体は知っていたけど生活圏内に売られていなくて、数年前旅行で金沢へ来た際に近江町市場の八百屋さんで売られているので初めて現物を見て、興味があったものの「今じゃない」タイミングだったので買えなくてずっと気になってたんですよね。
今日出会ったのはきっと運命でしょう。買います。

なんかすごい黄色いマスカットだなと思ったら、樹上で完熟させた「ゴールデンシャインマスカット」を見つけました。
店頭に並んでいて美味しそうに見えるのは多分濃い黄緑色のマスカットなんでしょうけど、本当に甘いマスカットは黄色いんですよね。一度この味に目覚めてしまうともう戻れなくなりそうな予感がしますね。もちろん買います。通ですもの。
なんだか楽しくなってきたなと思った矢先、お隣に目をやると…

あった!これぞ探し求めていたさるなしだ!!
どれもこれも全部、付箋で「硬い」ってめっちゃ貼られています。
硬いのか…すぐ食べたかったけどしょうがないですね。
果物の追熟って、まぁだいたいは常温で置いておけばいいんでしょうけど、もうちょっとかなぁと置いてたらラストスパートがやたら早くて急にダメになってたりで、食べごろを見極めるのが難しかったりしますよね。
ちょっと心配ではありますが、この硬いのを買って帰り、大事に追熟させたいと思います。
他にも野菜をわんさかカゴに追加してたらカッチカチのとうもろこしを発見しました。

しかも「爆裂種」って書いてあります。なにこれ。
爆裂って…武器ですかと思いながら、まぁポップコーンだしなと納得しつつも、どんな感じになるのかが気になりまくってとりあえず買うことにしました。なんでも経験ですもの。爆裂させる時はまた記事にしようかな。果たして無事で済むのでしょうか。
実食
そんなこんなで野菜やら果物やらをたんまりと買い込んできましたが、さっそく実食です。

まずはあけびから。
何に使うわけでもないけど葉っぱもつけてくれてるの、何気に嬉しいです。

あけびの色ってこんなに美しいのね。

ころんとしたフォルムも、アザラシの赤ちゃんみたいでかわいいです。
あけびは熟したら皮が縦に裂けて中身が見えるようになるみたいですが、今回買ったのはしっかりとした実で全然裂け目がありません。つまり、まだ完熟じゃないってこと??大丈夫かしら。
せっかく買ってきたしもう食べる気満々なので、問答無用に半分に切ってみることにしました。

中から繭のような、白い塊が出てきました。
この塊があけびの果肉にあたり、生で食べられる部分なのでスプーンですくって食べてみます。

塊の外側はふわふわした感じでバナナを剥いた時と同じような表面だったのですが、中身は少し透け感のある乳白色で、トロッとしていてゼリーかプリンのようななめらかさです。
黒色のものは種で食べられないので、すくったままぱくっと口に含み、もごもごして白い部分を食べてから種だけを出します。ちょっと食べづらいですね。
味はというと、香りのないバナナのような、柿のような。酸味は全くなくて、クリーミーで甘味のある、例えるなら牛乳プリンみたいな感じですかね。
後から思い出す時に鮮明には思い出せないくらい素朴な感じの味ですが、見かけたら食べたいなと思うくらいに個人的には結構好きです。なかなか見かけないのよ。

庭があったら育てたいわ。
果肉は目の細かいザルで裏ごしして、種を取り除いた状態で凍らせるとシャーベットになるみたいです。凍らせても硬くなりすぎないからしゃりっとした触感を楽しめるそうです。勢いで全部食べちゃったから、次回手に入れる機会があったらチャレンジしてみたいなぁ。
ちなみに、皮の部分が切ったばかりの皮の断面は真っ白だったのに、すぐに褐色に変色してしまいます。だいぶアクが強いみたいですね。
お水に数時間浸けてしっかりアクを抜いてから加熱調理をしたら食べられるみたいです。
この状態で水に浸けて味噌炒めにして食べましたが、ゴーヤみたいな苦味がありました。もっと細かく切ってから浸けた方が良かったのかな?正解がわかりませんがこれはこれで美味しかったです。

そしていよいよ本命のさるなしです。
買った時にはつるんとしてカチカチだった表面が、しわしわになり触ると少し柔らかくなってきましたので、洗って冷蔵庫で冷やし、半分に切ってみました。

か、可愛い!!!
ベビーキウイと言われるだけのことはあり、断面はめちゃくちゃキウイです。

しかも持った時のこのサイズ感!
ちっっっっっちゃ!!
めちゃくちゃ可愛い!!

ミニチュアみたいなサイズ感!なにこの可愛さ!!
皮ごと食べられるみたいなので、このままポイッと口へ放り込みます。
キウイだわ。
これは紛れもなくキウイだわ。キウイよりもキウイ。だったらキウイ食べてたらいいじゃんって思うかもしれませんが、ちょっと違うんだな。
こちらはキウイの味をぎゅっと凝縮した感じ。めっちゃ甘くてジューシーで美味しいです。
そりゃこんなにおいしいのが自生してたらおサルさんも食べるに決まってます。

庭があったら育てたいわ。
やっと念願が叶いました。やっぱり旬の果物は食べると元気が出ます。
さるなしは本当におすすめ。なかなか流通していませんが、ぜひ見かけたら食べてみてほしいです。
これからもまた珍しいものや美味しいものを見つけたらチャレンジしてご紹介していきたいと思います。
この記事を書いた人Wrote this article
ブルーサファイア イラストレーター
あちこちお気に入りのカメラとお写ん歩しながら、美味しい、可愛い、素敵!をモチーフにイラストを描いています。三度の飯より風呂が好き。日本全国温泉巡りをするのが夢です。







